2025/05/02 21:37
桜が散った。少し儚い。けど、春はきた。
散歩が心地良い季節。
今日は歩きながら綴ります。

今日はOIRAのお話。
おいら、オイラ、oira。
oiraとは何者なのか。
デザイナー?アーティスト?彫刻家?
一概にどれとも言えない。僕にもまだハッキリとわからない。全てひっくるめてoiraなのかも。
掴みきれない存在。それが良いし、それで良い。
生きてる服。ひとつひとつに血が通ってる。
身体を通して意味を成す服たち。puzzleでは少し浮いた存在かも。僕たちもまだまだ未熟者で、oiraに対しての理解はまだ少し遠いのかもしれない。少しずつ理解していきたい。
みんなで一緒に。
その時間を楽しみながら。

少し前の3月下旬頃、oiraの25AWの展示会を拝見しに京都に足を運んだ。バスに揺られながら長時間の移動。乗り物で寝られない僕は車中で何を聴こうかと模索。
選んだのはGEZANの好きなアルバム「あのち」
なんとなく気分、というかそういう日だった。
無事、京都駅に到着。市営バスに乗り換え、最寄りのバス停まで。住宅街を抜け、展示会場に到着。
僕が高橋さんとお会いしたのは002のコレクション以来。第一印象はすごく物静かな人だなと感じた。それと同時に、内側は少し狂気的で繊細な部分も垣間見えた。今回も変わらない人だった。
颯爽と並ぶ作品たち。あの時、初めて感じた匂いと同じ。
これこれ。
漠然とした表現になるが、どれも素敵な作品だった。無我夢中で色々試着させてもらった。
そのせいであまりお話し出来なかった気がする。人見知りもあるけど。
来季についてのお話はまた今度したい。
そこで古道具屋さんのitouの伊藤さんともお会いした。前々から気になっていたお店。
その日はお休みだったらしく、たまたまoiraの展示会に訪れていたみたい。すごく気さくな方で、お休みの中無理言ってお店も案内してくださった。素敵な出会い。好みのものばかりで、すごく楽しかった。
面白い遮断機の作品もあったのでゲット。
お店のディスプレイの仲間入りしてます。

帰りにはまだ少し時間があったので、教えてもらった「やっこ」というお蕎麦屋さんへ。
おすすめされたキーシマと衣笠丼のセットを注文。おいしくておいしくて、自分でも驚くぐらい一瞬で無くなった。
京都にまた良い店を見つけてしまった。また必ず行く。

色々と余韻に浸りながら、バスに揺られ帰高。
漠然とoiraの魂的なものが片隅にずっと残り続けた1日だった。今回のコレクションとはあんまり関係無いのかも知れないけど、なんとなくoiraの何かを感じてほしくて記したかったブログ。
高橋雄飛という人物像が色濃く反映されたoiraの作品たち。
何か感じた人は是非お話ししましょう。
